富山の木にこだわり、お客さまの想いに寄り添うらいじょうだからこそのデザイン住宅ができました。
自宅で仕事をするお施主さまが選ばれた場所はアクセスが良く利便性の高い街中。
遮断された空間を求めがちな街中で、オープンでありながら内と外との境界を感じられるようなアプローチを設計。
外壁の一部に櫛引の塗り壁、とやまの杉を使うことで、スタイリッシュさの中にもどこか優しさも感じられる外観となりました。

家の中はまさに「木に包まれる」という表現がぴったり。
床・天井・造作家具に･･･と、とやまの木をふんだんに使っています。
家を支える直径24センチの杉磨き丸太は間仕切りのない空間のアクセントにもなっています。
内装も漆喰や和紙・無垢板など自然素材にこだわり、安心して心地よく過ごせる仕上がりになりました。

サニタリーをひとつの空間にまとめたことでスッキリと使いやすく。桧の香りで癒やし効果が得られると同時に木の持つ調湿効果で湿気も吸収され快適。家全体に広がる木の表情が室内に柔らかい印象を作り出しています。
１階はゆったりとくつろげる空間、２階はワークスペースとし、フロアで仕事とプライベートのオンオフの切り替えができるようにしました。

仕事中、ふっと外を眺めると美しく切り取られた街路樹が目に入りリフレッシュ。
中庭にはお施主さまが選んだ木が植えられ、富山の四季の移ろいを感じられます。

大空間で構成した可変性のある設計でその時の自分スタイルに合わせ家の中もレイアウト自在。
仕事に遊びにと自分らしさを追求されているお施主さまの、街中での豊かな生活の始まりです。