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らいじょう日記

2011.04.22屋根瓦

棟の瓦の納まり sun.gif

増築工事でちょうど屋根の棟部分の断面が見えたので参考にとパチリ。

技術の参考になればと老婆心。

屋根瓦工事も技術の進化で様変わりしています。しかし、基本は変わらないと思います。基礎がしっかりしていればどんなことにでも対応できるはず!

瓦の棟部分は原則粘土混じりの土を利用して水の侵入を防いでいます。棟木から瓦を固定する針金を持ち出して一番上の部分のガンブリ瓦を固定し、風や雪で動かないようにします。又瓦の雨水の浸入と姿勢・形の維持のクッション材として土が重要な役割を果たしています。
この棟の土の状態を見ると、施工と良質な土のおかげなのか風雨による流出がそんなに感じられません。良い施工例だと思います。(針金がもっと真っ直ぐになっていれば尚良かったと思います)

別件で先日修理を依頼された屋根は、下の写真のように右端部分と棟瓦が傷んでいます。

この瓦は針金で緊結固定するタイプなので長年の雪などにより針金が伸びて瓦と瓦に隙間が出来、雨水が進入し下地の腐食に至っています。

早めに瓦の締め直しをしていれば大事に至らなかった事例です。
とは言いながら、瓦が外れて初めて気がつくのが一般的ですよね。

近年は、引っ掛け桟瓦と言って瓦がずれない工法に変わりましたが、永く住んでいらっしゃるお住まいは是非点検を依頼してください。
早めの処置は長持ちにつながります。


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